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こんなお悩みはありませんか?

骨盤の歪みイメージ1

骨盤の歪みは、さまざまな原因や状況により生じ、身体に影響を及ぼします。以下の5つが代表例です。

姿勢の悪さ
デスクワークやスマホを長時間使用する際の猫背や前傾姿勢が骨盤の前傾や後傾を引き起こします。

片側に偏った動作
片足重心やバッグを片側だけで持つ習慣により、骨盤が左右に傾くことがあります。

運動不足
筋力の低下により骨盤を支える力が弱まり、歪みが進行します。

出産
出産時に骨盤が広がるため、その後のケア不足で歪みが残ることがあります。

外傷
転倒や衝突などで骨盤や腰周辺に衝撃が加わると、歪みが発生する場合があります。

不適切な靴
ヒールの高い靴やクッション性のない靴を履き続けることで歩行バランスが崩れ、骨盤に影響します。

骨盤の歪みから腰痛や肩こり、便秘、冷え性などの原因にもつながります。

骨盤の歪みについて知っておくべきこと

骨盤の歪みイメージ2

骨盤の歪みは、身体の健康や姿勢に大きな影響を与える重要な要素です。骨盤は上半身と下半身をつなぐ中心的な役割を持ち、臓器を支えたり、身体のバランスを保ったりする機能があります。歪みが生じることで、これらの機能が損なわれ、腰痛や肩こり、膝の痛み、便秘、冷え性、不眠などの体調不良につながることがあります。

歪みの原因としては、悪い姿勢や片側に偏った動作、運動不足、出産、外傷、さらには不適切な靴の使用などが挙げられます。また、骨盤の歪みは筋肉のアンバランスを引き起こし、見た目にも左右非対称な体型になる可能性があります。

対策としては、日常的に正しい姿勢を意識すること、ストレッチや筋力トレーニングによって骨盤周辺の筋肉を整えることが有効です。特にヨガやピラティスといった運動は、歪みの軽減が期待できる方法の一つです。また、長時間同じ姿勢を取らないよう意識することや、足に合った適切な靴を選ぶことも大切です。

骨盤の歪みを放置せず、日常生活の中で予防や軽減に努めることが、健康維持につながります。

症状の現れ方は?

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骨盤の歪みは、体全体にさまざまな症状として現れることがあります。以下が主な症状です。

1. 腰痛や背中の痛み
骨盤が歪むことで、腰椎や仙骨に負担がかかり、慢性的な腰痛や背中の張りが生じることがあります。また、長時間同じ姿勢を保つことが難しくなる場合もあります。

2. 下半身の不調
骨盤の歪みによって、左右の脚の長さに差があるように感じることがあり、歩行時に違和感が出たり、膝や股関節に痛みを感じることがあります。また、むくみや冷えが悪化するケースもあります。

3. 姿勢の崩れ
猫背や反り腰、骨盤の前傾・後傾などの姿勢の崩れが見られるようになり、体型のバランスが悪く見える場合があります。

4. 内臓の不調
骨盤の歪みが内臓を圧迫することで、便秘や下痢、胃の不快感、生理痛が強くなる可能性があります。

5. 全身の疲労感
筋肉のバランスが乱れることで、身体が常に不自然な状態を保とうとし、結果として慢性的な疲労感を感じることがあります。

症状の現れ方には個人差がありますが、共通して言えるのは、放置することで悪化する可能性があるという点です。早めの対処が大切です。

その他の原因は?

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ぎっくり腰や急性腰痛などの原因には、骨盤の歪みが関係している場合があります。以下はその主な要因です。

1. 不自然な姿勢や動作
突然の動作(重い物を持ち上げる、急に体をひねるなど)によって、骨盤や腰周辺に過度な負担がかかり、歪みを引き起こすことがあります。骨盤のズレが筋肉や靭帯を引っ張り、痛みや炎症につながることがあります。

2. 筋力のアンバランス
骨盤を支える筋肉(骨盤底筋群や腹筋、背筋)の弱化やバランスの崩れにより、骨盤の安定性が低下します。その結果、腰部に大きな負担がかかり、ぎっくり腰や急性腰痛を引き起こしやすくなります。

3. 長期間の歪みが限界に達する
慢性的な骨盤の歪みを放置すると、筋肉や靭帯が硬くなり、可動域が狭まります。この状態で急な動作を行うと、腰に強い負担がかかり、急性の腰痛やぎっくり腰につながることがあります。

4. 筋肉の疲労や血行不良
長時間の座り姿勢や無理な体勢が続くと、骨盤周辺の筋肉が疲労し、血行が悪くなります。これにより筋肉が硬直し、歪みが進行しやすくなり、腰痛が強く現れることがあります。

5. 外傷や衝撃
転倒や事故などによる直接的な衝撃を受けた際、骨盤がずれて腰部に強い痛みを伴うことがあります。

6. 内臓の影響
骨盤内の内臓(腸や子宮など)の機能低下や圧迫により、骨盤周囲の筋肉が緊張し、歪みや腰痛を引き起こすケースもあります。

以上のように、骨盤の歪みはさまざまな要因で引き起こされる可能性があり、ぎっくり腰や急性腰痛にもつながることがあります。日常生活の中で身体の使い方に注意を払い、早めの対策を心がけることが大切です。

骨盤の歪みを放置するとどうなる?

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骨盤の歪みを放置すると、体全体にさまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。以下にその具体的な影響を解説いたします。

1. 慢性的な痛み
骨盤の歪みによって腰椎や股関節、膝に負担がかかり、腰痛や膝の痛み、股関節の不調が慢性化することがあります。また、背中や肩のこりが取れにくくなることもあります。

2. 姿勢の悪化
骨盤の歪みが進行すると、猫背や反り腰、O脚やX脚といった姿勢の崩れが目立つようになります。これにより見た目のバランスが悪くなり、自信を損なってしまうこともあります。

3. 内臓機能の低下
骨盤の歪みにより内臓が圧迫されると、消化不良や便秘、下痢、生理不順などの症状が現れることがあります。また、血行やリンパの流れが悪化し、冷えやむくみが進行する可能性もあります。

4. 慢性的な疲労感
筋肉や関節が不自然な状態を保とうとするため、常に緊張が続き、疲れやすさやだるさを感じやすくなります。

5. 神経系への影響
骨盤の歪みが神経を圧迫することで、腰から脚にかけてのしびれや筋力低下、坐骨神経痛などの不調が出ることもあります。

これらの症状は複数が同時に現れることもあり、生活の質が大きく低下する可能性があります。そのため、早めの対応やケアにより、症状の軽減が期待されます。

当院の施術方法について

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当院での骨盤の歪みを整える施術として「矯正」を行っております。トムソンベッドという機器による骨盤矯正を行う施術院もございますが、当院では徒手による矯正を実施しております。矯正の前には手技による施術や温熱療法を行います。以下がカウンセリングから施術までの流れです。

1. カウンセリング(問診)と検査
まず、患者様の生活習慣や痛みの部位を丁寧にお伺いし、骨盤や姿勢の歪みを検査いたします。視診や触診、必要に応じて可動域のテストを行い、歪みの要因を確認いたします。

2. 温熱療法
温熱療法は、熱を利用して筋肉や関節の血行を促進し、不調の緩和が期待できる施術です。ホットパックを使用し、温めたパッドを患部に置くことで、筋肉や関節をやさしく温めます。リラックス効果があり、即時的な軽減が期待されます。

3. 手技療法
マッサージを中心とした手技による施術を行います。筋肉にアプローチし、骨盤や関節のずれを調整するため、適切な圧を加えながら正常な位置へ導きます。筋肉をほぐし柔軟性を高めることで、骨盤周囲のバランスを整えます。

4. 矯正施術
骨盤の歪みは、縦方向のズレや横方向への開きが多く見られます。当院では仙骨と腰椎に重点的にアプローチし、特に骨盤の前傾や後傾、左右の歪みに対して、丁寧に矯正を行います。

こちらの矯正施術は、当院で最も多くの患者様にご利用いただいている内容となっております。

改善していく上でのポイント

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骨盤の歪みを軽減するためには、接骨院で行える施術と、日常生活の中でご自身に意識していただきたいポイントがあります。接骨院でできることは、骨盤の歪みに対して矯正を行い、本来の位置に整えることです。ただし、それ以外の時間において再び骨盤が歪まないよう、以下の点を意識して生活することが大切です。

1. 正しい姿勢を意識する
長時間座る際は、骨盤を立てて背筋を伸ばすことを心がけてください。背もたれを適度に活用し、足を組むなど偏った姿勢は避けるようにしましょう。特に歪みが強い状態では、足を組みたくなる傾向がありますので注意が必要です。

2. 日常の動作を見直す
片足に体重をかけて立つ、同じ側でバッグを持ち続けるといった習慣は、骨盤の左右差を助長する可能性があります。左右均等に体を使う意識を持つことが大切です。

3. 適度な運動を習慣化する
ウォーキングやヨガ、ピラティスなど、骨盤を支える筋肉を鍛える運動を継続的に行うことが重要です。無理のない範囲で続けていくことが、バランスの取れた身体づくりにつながります。

4. 靴と寝具の選び方
クッション性があり足に合った靴を選びましょう。また、体圧を分散できる寝具を使用することで、骨盤への負担を減らすことが期待されます。

骨格矯正の頻度については、週に1回程度を推奨しております。期間につきましては個々の状態により異なるため、ご相談のうえ継続的に施術を取り入れていただく必要がございます。