四十肩・五十肩
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皆様はこのようなお悩みはありませんか?
肩が痛い。
肩が上がらない。
着脱の動作が不便。
日常生活で高い位置にある物が取れない。
寝返りがうてない
このような症状やお悩みがある方は四十肩・五十肩(肩関節周囲炎)と言われるものの可能性が高いです。また、肩関節が拘縮し動かなくなったものをフローズンショルダーと言います。四十肩・五十肩は発症1ヶ月目は痛みがありますが、徐々に軽減していき肩の軟部組織が固まってきてしまいます。 -
四十肩・五十肩に対する当院の考え
四十肩・五十肩は棘上筋という筋肉の損傷というよりも、筋力不足と考えています。棘上筋は肩を外転(肩を上げるなど)させる作用を持ちますが、弱く深い筋肉なのでそれほど力を発揮しません。代わりに三角筋という強い筋肉に外転動作を依存してしまいます。そうなってくると棘上筋は使われなくなり筋力が落ちてしまいます。筋力不足になることで肩を上げる動作でも負荷を大きく感じられるようになり、外転動作時に痛みとして感じられます。なので当院では施術はもちろんですが筋力トレーニングをすることで痛みの改善に繋がると考えています。
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四十肩・五十肩を放っておくとどうなるのか
四十肩・五十肩は発症1ヶ月目は痛みが続きますが、それ以降は徐々に軽減していきますので治ったと思われる方がほとんどです。さらに動かさなくてもさほど痛みは感じられないので肩を動かさなくなります。痛みが治まると肩を動かそうとしても可動域が減少して以前より動かなくなります。それは肩の軟部組織の拘縮・癒着により固まってしまうからです。こうなってくると改善には半年以上、長い人で1年以上の施術が必要になります。人間の関節は動かさないと固まってしまいます。指だと1日動かさないだけで固まってしまいますが肩は大きい関節なので2週間ほどで固まってしまいます。
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四十肩・五十肩の改善方法
四十肩・五十肩の改善方法として、痛くない範囲でも普段動かすことです。当院では痛みがあるうちにご来院していただき施術することをお勧めします。指圧施術(マッサージ)を行い筋力トレーニングの方法をお伝えしています。筋力トレーニングが難しいのであれば楽トレという電気を使ってその筋肉に直接刺激を与え筋力トレーニングすることも出来ます。しかし、痛みが無くなって固まってしまった方には可動域を増加させる施術を行っていきます。一番大事なのは普段の日常生活でよく動かすことと、固まってしまう前に施術をしていただくことです。
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四十肩・五十肩の改善に効果的な当院の施術メニューは?
四十肩・五十肩の改善に効果的な施術メニューとして、当院では保険診療の他にEMS(電気施術)、肩甲骨はがし(肩甲骨周りの筋肉をほぐし肩関節の可動域増加や痛み軽減)、筋肉矯正(上半身を中心にストレッチし肩関節の可動域増加、姿勢改善)、楽トレ(電気で直接筋肉に刺激を与えて動かす)などがあります。EMSと楽トレは同じ電気施術でも目的の違いがあり、EMSは、筋肉に直接刺激を与えて痛みを緩和させます。楽トレは、筋肉に直接刺激を与えて痛みを緩和させますが筋力トレーニングするという違いがあります。肩甲骨はがしと筋肉矯正は主に固まってしまったときに行います。
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その施術を受けるとどう楽になるのか
EMSは外転動作時の痛みの緩和がみられます。楽トレも同様痛みが緩和しますが、同時にトレーニングも行うことができます。肩甲骨はがしと筋肉矯正は痛みの緩和だけでなく、肩関節の可動域が増加します。当院としては、痛みが出ている時期は楽トレを行い、痛みが治まると筋肉矯正を行うことをお勧めしています。これらの施術を行うことで普段での日常生活でも辛さを訴えることがなくなっていき、改善する期間も早まると考えます。
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改善するために必要な施術頻度は?
四十肩・五十肩を改善するためには、頻度として、施術は毎日受けていただくのが良いと考えます。筋力トレーニングは週2〜3回は必要になります。特に筋力レーニングは痛みが出ない範囲で行うことと、しっかり休ませてあげる時間も必要なのでこの頻度で行うのが効果的だと考えます。拘縮してしまったものは痛みが出ている時期に比べて期間もかかってしまうので早めの受診をお勧めします。